【ドラマ】「ヴィンツェンツォ」はソン・ジュンギの魅力満載の何でもありのドラマだった!

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韓国のエンタメ誌が発表する2021年「韓国ドラマ大賞」で主演男優賞に輝いたのが今回のドラマ「ヴィンツェンツォ」のソン・ジュンギである。

なるほど、男の私から見てもよかにせである。色も白くて、体型もシュッとしていてまるで清潔感の固まりみたいな感じの男だ。

妻によると韓国の俳優ではめずらしく全く整形をしていないらしい。つまり彼はナチュラルボーンのイケメンなのだ。


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さて、妻に勧められて観始めたこのドラマだが、最初はさっぱり面白くなかった。とにかくやたらと前置きが長くて話がなかなか先に進まないのである。何度か観るのを止めようかとも思ったが、妻に勧められたということもあり我慢して観続けた……。

すると、4話から面白くなった。

このドラマはイタリアンマフィアとサイコパスの戦いを描いた作品である。とにかく誰かに罪をでっち上げられて犯人に仕立て上げられた人をすぐに警察が捕まえにくる。人も簡単に殺される。しかも殺した犯人はいとも簡単に逃げて全く関係もない人が犯人に仕立て上げられて警察に捕まえられる。

よくもこんなに簡単に事件をでっち上げて人を殺すものだ、と最初はかなりの違和感を感じていたのだが、中盤あたりから当たり前のことになり過ぎてだんだん気にならなくなってくる。というか、それがないとこのドラマは話が前に進まないのだ。

ヴィンツェンツォ本人または仲間の誰かが無実の罪で逮捕または殺される。ヴィンツェンツォが真相を暴いて真犯人に引導を渡す。基本的にこのドラマはこのくり返しである。その爽快感が最大の見どころと言ってもいい。

コメディでもあり、サスペンスでもあり、ラブストーリーでもある。とにかく何でもありのドラマ「ヴィンツェンツォ」は4話から面白くなるソン・ジュンギの魅力が満載のドラマだった!


▼作品データ
<原題>
・韓:빈센조
・英:Vincenzo
<製作年>
・2021年
<製作国>
・韓国
<脚本>
パク・ジェボム
<演出>
・キム・ヒウォン
<話数>
・20
<出演>
・ソン・ジュンギ(ヴィンツェンツォ・カサノ)
・チョン・ヨビン(ホン・チャヨン)
・オク・テギョン(チャン・ジュヌ/チャン・ハンソク)
・ユ・ジェミョン(ホン・ユチャン)
・キム・ヨジン(チェ・ミョンヒ)
<TOMATOMETER>
・Not enough ratings to calculate the score ※2021年12月31日現在


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