【本】「13歳からのキリスト教」


友人の勧めでKindleで本を読むようになってからほとんど本屋に行かなくなった。
たまたま時間をつぶそうと立ち寄った本屋でふと目に入ったのがこの本だった。手にとって数ページ読んだだけで本の中に引きづり込まれた。

カッコいい言い方をすればまさに「出会うべくして出会った」と言っていいかもしれない。
それくらいこの本は私にとって強烈なインパクトを与えることになった。

著者の佐藤優氏は自身も敬虔なプロテスタントキリスト教徒である。その彼が「聖書」の読み方について解説してくれているのがこの本である。
プロテスタントキリスト教徒は丁寧に聖書を読むという。そして、人生のすべての問題を解く鍵が、すでに聖書に記されていると考えるという。

私にとってもこの本はその言葉通りの内容の本だった。
これまでの人生で向き合ってきた自分の中でまだ「答え」の見つかっていないあらゆる問題に対して明確な「答え」を与えてくれた本だった。
この本を読み終えた時、ふっと背中が軽くなったような気がした。

読み終えた今でも時々読み返してその内容を確認するようにしている。
まさしく私のとっての「聖書(バイブル)」となった本だった。


▼作品データ
<タイトル>
・13歳からのキリスト教
<著者>
佐藤優
<発行年>
・2021年
<発行所>
・株式会社 青春出版社