「オビ＝ワン・ケノービ」の次はこのドラマを観ると決めていた。
このドラマはサノスとの戦いの後、スティーブ・ロジャースから盾を託されたサム・ウィルソンが「自分がこの盾を持つに値する人物なのか？」という葛藤を抱えながらもプライベートな問題やヒーローとしての問題に対処しつつ、やがて3代目のキャプテン・アメリカとして生きていく覚悟を決める物語である。
バッキーとのバディとしても関係も良かった。さらにそこにスティーブ・ロジャースの恋人であったペギー・カーターの孫娘のシャロン・カーターが裏社会の人物として絡んでくるのも面白かった。
このドラマでサム・ウィルソンは3代目のキャプテン・アメリカに十分に値する人物だということを証明した。
先日、このドラマのその後を描く映画「キャプテン・アメリカ」第4作目の監督が決定したとのニュースがあった。
個人的に初代キャプテン・アメリカの3作品、特に第2作目の「ウィンター・ソルジャー」と第3作目「シビル・ウォー」のマーベル・シネマティック・ユニバースの中でも群を抜いて完成度が高い作品だと思う。したがって、4作目を作れば必ず前作と比較されてしまうだろう。
だが、それに臆することなく、サム・ウィルソンならではの新しいキャプテン・アメリカの物語を見せてもらいたい。
▼作品データ
＜原題＞
・The Falcon and the Winter Soldier
＜配信年＞
・2021年
＜製作国＞
・アメリカ
＜製作＞
・マーベル・スタジオ
＜話数＞
・シーズン1 全6話
＜監督＞
・カリ・スコグランド
＜脚本＞
・マルコム・スペルマン
・デレク・コルスタッド
＜出演＞
・アンソニー・マッキー（サム・ウィルソン／ファルコン）
・セバスチャン・スタン（バッキー・バーンズ／ウィンター・ソルジャー）
・ワイアット・ラッセル（ジョン・ウォーカー）
・ダニエル・ブリュール（ヘルムート・ジモ）
・エミリー・ヴァンキャンプ（シャロン・カーター／パワー・ブローカー）
＜配信サイト＞
・Disney+
