「北欧の至宝」マッツ・ミケルセン。
デンマーク出身の実力派俳優は今やハリウッド映画に欠かせない人気俳優となっている。
2022年公開予定の「ファンタビ」3作目からは降板したジョニー・デップに代わってグリンデルバルド役を演じることになった。
個人的には「ローグ・ワン」のゲイレン・アーソ役がお気に入りだったりするのだが、その話はまた次の機会にすることにしよう。
この映画は引退を間近に控えたある凄腕の殺し屋を退職金及び退職後の年金を払うのが惜しくなった組織のボスが刺客を使って殺そうとする物語である。
「レオン」のようでもなく、かといって「ジョン・ウィック」のようでもない。迷いなくそう思えるほどキャラクターにもストーリーにも深みが全く無かった。キャラクター描写もストーリーの描かれ方も中途半端といったいった感が否めず、世界観とキャラクターは面白そうなだけにもったいなかった。
マッツ・ミケルセンはなぜこんな映画に出たのだろう?
そう首をかしげたくなるような映画だった。
▼作品データ
<原題>
・Polar
<製作年>
・2019年
<製作国>
・アメリカ・ドイツ
<上映時間>
・118分
<監督>
・ヨナス・アカーランド
<出演>
・マッツ・ミケルセン(ダンカン・ビズラ)
・バネッサ・ハジェンズ(カミーユ)
・キャサリン・ウィニック(ビビアン)
・マット・ルーカス(ブルート)
・フェイ・レン(ヒルデ)
<TOMATOMETER>
・19% ※2021年12月24日現在
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