きっとみんなバンパイア（ヴァンパイア）が好きなんだろう。だって、世の中はこんなにも多くのバンパイア映画で溢れているのだから。
代表的なバンパイア映画といえば、キューブリックの「インタビュー・ウィズ・ザ・ヴァンパイア」やタランティーノの「フロム・ダスク・ティル・ドーン」、ケイト・ベッキンセールの「アンダーワールド」などがある。
ちなみに私が一番好きなパンバイア映画はウェズリー・スナイプスの「ブレイド」だったりする。「ブレイド」シリーズのウェズリー・スナイプスは惚れ惚れするほどかっこいい。「ブレイド」シリーズは何度も観ている作品だ。
さて、この「デイ・シフト」という作品もこれまたバンパイア映画である。
表向きはブールの清掃員、だが、実際は倒したバンパイアの牙を売ってお金を稼いでいるバンパイアハンターのバド。腕利きのバンパイアハンターなのだが、組合を追い出されてしまっているため、倒したバンパイアの牙はいつもモグリの売人に買い叩かれている。
とうとう奥さんにも愛想を尽かされ、5日後に娘の学費と歯の矯正代を払えなければ奥さんと娘はフロリダへ行ってしまうことに。一念発起したバドは再び組合へ戻り、家族のためにお金を稼ごうとする……。
監督のJ・J・ペリーは元スタントマン。「ワイスピ」や「ジョンデイウィック」でアクションを指揮していたとのことでこの映画もアクションは一見の価値があった。
だが、すごいのはアクションだけ。物語の描き方は非常に雑だ。最後の敵の倒し方だけはふりが効いていたので良かったが、それだけだった。
何にも考えずにボッーとしながら観るのに適した作品。おそらく、続編やスピンオフ作品が作られると思う。
＜原題＞
・Day Shift
＜製作国＞
・アメリカ
＜配信年＞
・2022年
＜上映時間＞
・1時間53分
＜監督＞
・J・J・ペリー
＜出演＞
・ジェイミー・フォックス（バド・ヤブロンスキー）
・デイブ・フランコ（セス）
・ナターシャ・リュー・ボルディッゾ（ヘザー）
・ミーガン・グッド（ジョス・ヤブロンスキー）
・カーラ・ソウザ（オードリー）
＜配信サイト＞
・NETFLIX
https://www.netflix.com/jp/title/81186049
