今までに観たマーベルのドラマの中で一番面白かった。
新しいヒーローの眩しいばかりの躍動感にドキドキしながら最初から最後まで一気に観てしまった。私はこういうドラマが観たかったのだ。
サノスとの戦いの後、ナターシャ・ロマノフを失った喪失感からまだ完全には立ち直れていないクリント。クリスマスの6日前、ニューヨークで家族との時間を過ごしていた彼の前に現れたのはかつて自分が扮していた「ローニン」だった……。
このドラマには超能力を持ったスーパーヒーローは出てこない。
出てくるのはちょっとくたびれたロートルのホークアイとホークアイに憧れていた新しいホークアイだ。そして、この2人の敵となる人物たちも特筆すべきスーパーパワーを持ってはいない。にもかかわらず、話自体が面白いので序盤からぐいぐいと物語に引き込まれてしまう。
映画「ブラック・ウィドウ」との話の流れも唐突ではなくてとても自然な流れでよかった。エレーナの登場は全く唐突感がなく、自然な流れの中での登場だったので観ていて違和感が無かった。
このドラマの最大の見どころは新しいホークアイであるケイト・ビショップである。
このドラマは間違いなくケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドの代表作となるに違いない。そう断言しても問題ないくらいこのドラマのヘイリー・スタインフェルドはキラキラしていた。ジェレミー・レナーとの掛け合いも心地良かった。
シーズン2が早く観たい。
▼作品データ
<原題>
・Hawkeye
<配信年>
・2021年
<製作国>
・アメリカ
<製作>
・マーベル・スタジオ
<話数>
・シーズン1 全6話
<企画・制作>
・ジョナサン・イグラ
<監督>
・リス・トーマス
・バート&バーティ
<出演>
・ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ)
・ヘイリー・スタインフェルド(ケイト・ビショップ/ホークアイ)
・ベラ・ファーミガ(エレノア・ビショップ)
・フラ・フィー(カジ)
・アラクア・コックス(マヤ・ロペス/エコー)
<配信サイト>
・Disney+
disneyplus.disney.co.jp