原題の「42」はこの番号をつけていた黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンの栄誉を称え、メジャーリーグ全球団共通の永久欠番となっている。
ジャッキー・ロビンソンがメジャーリーグのブルックリン・ドジャース(※現在のロサンゼルス・ドジャース)で初めてプレーしたのは1947年4月15日。
メジャーリーグではこの日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」としており、この日の試合はすべての選手が背番号「42」をつけてプレーする。
ジャッキー・ロビンソンがプレーするまでメジャーリーグの登録選手はすべて白人だった。それまでは黒人を始めとする有色人種の選手たちはメジャーリーグでプレーすることは許されていなかったのである。
もし、ジャッキー・ロビンソンがいなかったら日本人メジャーリーガーが誕生することもなかったのかもしれない。
そんなことを考えてしまう映画だった。
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