【映画】42 世界を変えた男


原題の「42」はこの番号をつけていた黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンの栄誉を称え、メジャーリーグ全球団共通の永久欠番となっている。

ジャッキー・ロビンソンメジャーリーグブルックリン・ドジャース(※現在のロサンゼルス・ドジャース)で初めてプレーしたのは1947年4月15日。

メジャーリーグではこの日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」としており、この日の試合はすべての選手が背番号「42」をつけてプレーする。

ジャッキー・ロビンソンがプレーするまでメジャーリーグの登録選手はすべて白人だった。それまでは黒人を始めとする有色人種の選手たちはメジャーリーグでプレーすることは許されていなかったのである。

もし、ジャッキー・ロビンソンがいなかったら日本人メジャーリーガーが誕生することもなかったのかもしれない。

そんなことを考えてしまう映画だった。

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【映画】ウィズアウト・リモース

「トゥモロー・ウォー」と同じく当初は劇場公開の予定だったが、コロナ禍のために断念され、Amazon Prime Videoでの独占配信となったこの作品。

トム・クランシー原作の「ジャック・ライアン」シリーズのスピンオフ作品とのことだが、予備知識が無くても十分に楽しめた。

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【映画】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

私が「エヴァンゲリオン」を初めて観たのは大学生の時だった。

当時、大学進学で上京していた私はその当時、ちょっとした社会現象にもなっていたエヴァンゲリオンを深夜のテレビで一気に観ることになり、すぐにその面白さと奥深さに引き込まれることになった。

そして、私が長年に渡って観続けて来たその壮大な物語がようやく結末を迎えた。

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【映画】男はつらいよ お帰り寅さん


男はつらいよ」シリーズ50周年記念作品であり、通算第50作目にあたるこちらの作品。
亡くなった父親が大好きだった「男はつらいよ」シリーズは私にとってとても思い出深い作品である。

それは私が幼い頃はお盆とお正月は家族で「男はつらいよ」を映画館に観に行き、その帰りに食事をするのが我が家の恒例行事だったからである。

この映画を観ながらそんな幼い頃の楽しかった出来事を思い出した。

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【映画】Mr.&Mrs.スミス


ドラマシリーズとしてリブートされることが発表され、2022年にAmazon Prime Videoで配信される予定になっているこの作品。
2005年に製作された映画だが、今観ても古臭さは全く感じられない。

マット・デイモンの「ボーン・アイデンティティ」や日本のライトノベルが原作ということで話題になった「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を観た時にも感じたが、ダグ・リーマン監督の作品は物語の進むテンポが良いので観始めるとあっという間に時間が過ぎてしまう。

この作品もそうだった。

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