小説

【第1回本屋大賞受賞作品】数学を勉強していたらもっと楽しめたのかもしれない……「博士の愛した数式」を読んでの感想

「心が洗われる」作品というのはきっとこういう作品のことを言うのだろう。本屋大賞第1回受賞作品に値する素晴らしい作品だった。映画化もされ、発売当時にはかなり話題となったこの作品。もちろんこの作品のことは知っていて、いずれは読んでみたいとは思っ…

【本】「ペッパーズ・ゴースト」

ペッパーズ・ゴースト作者:伊坂 幸太郎朝日新聞出版Amazon 私は小説家の伊坂幸太郎さんの作品が好きだ。初めて読んだのは「オーデュボンの祈り」だった。 それ以来、伊坂幸太郎さんの紡ぎ出す世界に魅了され続けている。伊坂幸太郎さんは私が新刊が出る度に…

【本】「生き抜くためのドストエフスキー入門」

生き抜くためのドストエフスキー入門 (新潮文庫)作者:佐藤 優新潮社Amazonウクライナへの軍事侵攻で世界中から避難を浴びているロシア。そのロシアが生んだ世界的な作家ドストエフスキー。誰もが一度くらいは名前を聞いたことがあるかもしれない。2021年はド…

【本】ハーレーに魅せられた少女

さいはての彼女 (角川文庫)作者:原田 マハKADOKAWAAmazon さいはて ある地点から最も遠く離れており、その先はない様子を指す表現。果ての果て。

【本】スピーチの極意を学ぶ

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)作者:原田マハ徳間書店Amazon想いを寄せていた幼馴染の結婚式に出席するOLの二の宮こと葉。スピーチライターの久遠久美のスピーチを聴いてすっかり彼女に魅了されてしまいます。2人の出会いをきっかけに二の宮こと葉が自らも…

【本】生きるぼくら

生きるぼくら (徳間文庫)作者:原田マハ徳間書店Amazonあなたはおばあちゃんのにぎったおにぎりがどうしてあんなにおいしいのかを知っていますか?読み進めて行くうちに無性におばあちゃんのにぎったおにぎりが食べたくなる本でした。 生きるぼくら (徳間文庫)…